【近江の旅 その3】
2014/10/16(Thu)
140909gokasho10.jpg

ここは中江準五郎亭ではないが、公開している商人屋敷は全て入れる。(3館+博物館で600円)
外村繁(とのむら しげる)邸
ボランティアガイドさんの案内で、若いみんなも真剣に聞いてくれている。


140909gokasho04.jpg

階段にもいろいろ工夫が施されている。
けっして派手さはないのだが、しっかりとした作りで余分なものがない。


140909gokasho11.jpg

この日は少々暑かったが、2階での風は心地よかった。
館の全てを隅々まで見て触れて。。。当時からこの屋敷もいろんな方を迎え入れたのかと思う。


140909gokasho05.jpg

屋敷の内側の「入れ川戸」
屋敷の外の水路から水を引き込み、野菜や釜の洗い場に。
また消化用水にも使われる。
そこで淡水魚を飼ったりするのも、垣根のない町風情が感じられた。


140909gokasho05_2.jpg

屋敷前の用水路


140909gokasho06.jpg

外村宇兵衛邸だったろうか。。この蔵の屋根も工夫が。。
蔵の壁にも多用途に使われる鉤が。。。婚礼の際にここへ紅白の幕でも掛かれば、見事でしょうね。


140909gokasho08.jpg

蔵と蔵の間に玄関が。。。こんな屋敷もあった。


140909gokasho09.jpg

少し離れた所にある藤井彦四郎邸。
その庭も広く赤松が多かった。つまり秋には美味しいキノコ。

近くの里山にはもともと赤松が多いのだ。
取引先の物品を利用はしても、特別に他の地から物珍しいものを、
これ見よがしに持ってくるようなことはないようで、
その地の特質や地形をふんだんに活かしている感がある。
もちろん客殿もあれば、屋敷の中に寺子屋さえあったのだ。

近江の旅はひとまず終了。

追伸、貸切バスで移動したのだが、ドライバーさん曰く、
「近江のどこへ行っても、ご飯がおいしいね」と。
さすが近江米ど真ん中。。ですね。
この記事のURL |  旅 滋賀 近江 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
【近江の旅 その2】
2014/09/26(Fri)


東近江市 五個荘 金堂 地区
かつてのままに残されている船板塀。
関西ではまだ焼き板塀も多く、少し古い木造建築に焼き板はごく当たり前のように見られる。
でもここは丈夫で分厚い船板を上手く利用していた。
廃物有効利用・質素・倹約に一役かな? でも重厚感があるね。


140909gokasho12c_2.jpg

茅葺屋根ではなく、葦葺き屋根でもなく、葦葺き屋根。
葦は、「あし」とも言うが「よし」とも言う。
もちろんここは琵琶湖の浜がある。
その浜の「あし」より「よし」のほうがもちろん聞こえが良い。

そして魔除けのアワビをあしらって・・・海水の海まで20里以上はあるはず。
大きい貝ほど見栄は張れるのか。。。だがこの地域は、そんな見栄は極力目立たなかった。
この屋根の家も、ごく普通の民家らしく、自然に寄り添ったたたずまいの町の民家。


140909gokasho03.jpg

近江商人旧宅の2階から見た、町の屋根風情。


140909gokasho02.jpg

こんな町の中にいくつも点在するお寺さんのひとつ。
本殿の右にあるのは・・・懐かしい山車小屋か・・・とても綺麗に今も使われているようだ。


140909gokasho07.jpg

この地区の3箇所の旧宅へお邪魔してみた。
この記事のURL |  旅 滋賀 近江 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
【近江の旅 その1】
2014/09/14(Sun)
140908hikone01_1200.jpg

ひこにゃん・・・
今ではくまもんに首位を奪われたらしい?
ただネーミングはすこぶるGood。愛されるにゃん だね。

歴史は刻まれるが、ひこにゃんも後世に何を残すのだろうか。
現代の作られしヒット商品・・・いずれはまた何かに取って代わられる。
それもまた 仕方のないことなのかもしれない。

140908biwako02_1200.jpg

その夜のホテルから観た月。
湖西の雄琴温泉にある琵琶湖グランドホテルからの画像。
琵琶湖の上に月が上る。
この近くの堅田というところに、満月寺という臨済宗のお寺がある。
その寺は琵琶湖に突き出した「浮御堂」という仏堂があることでも有名である。

140908biwako01_800.jpg

この日は中秋の名月。
あるマニアの方なら、その浮御堂越しの名月を狙っていたのかもしれない。
"満月寺 御堂に浮きたる いにしえの光"
そんな句でも読みたくもなる。

140908biwako03_1200.jpg

ひこにゃんもくまもんもいいが、
琵琶湖を照らす名月に一献・・・そんな気分に浸りたいものだ。
この記事のURL |  旅 滋賀 近江 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
近江の「たねや」
2008/11/16(Sun)
081109たねや01_600

京都の次は滋賀
ある意味華やかで権威の頂点でもあった京の地とは違って
私から見れば滋賀は昔から地味といえば地味な地でもある。
そんな京の下支えとなって、地味ながらも古き良き静かなる都に
なぜか惹かれる部分もあり、心休まるものがある気がして・・・・

大津・近江八幡そして彦根と足を進める・・・
相変わらず近江平野の水田らしい水田は、のどかでゆったりとしている。
彦根は彦根城へ・・・その周りをゆっくりと周る。
あまりごてごてとしたものはない、静かな城下町だ。
古き良きものは残す、そんな町の鍵の辻に佇む民家が嬉しい。

081109たねやp_800

外堀の近くにひときわ大きな店「彦根 美濠の舎」(みほりのや)を見つける。
あの和菓子屋さんの「たねや」であった。
京のいくつかの○○庵という高貴に思えるネーミングとは違って
素朴なネーミング・・・・「たねや」
この和菓子屋の歴史は用意にネットで拝見できる。
それを見るほどに、現場の店とこの近江の歴史、それにネーミングがマッチしている。
売りっぱなしではなく、「売り手良し、買い手良し、世間良し」が現場で感じられるのだ。
もちろん私が買い手だが、貧租な私の「良し」は別として、店も買い手も生き生きとしている。
その店に特段派手さもなければ自慢げな部分もない。自然で素朴な「種」を育て味わう中に
昔なつかしい本来の味が伝わって来る。

ドラ焼きを数個買って、洋菓子も少し、そして二階に食事が出来る処が
あるようなので、どうせ簡単なメニューとスペースだろうと期待半分で二階へ・・・
だがそこは広く、しっかりと礼ともてなしで迎えてくれた和食処「美濠茶屋」であった。
「むぎとろ膳」(1,050円)も魅力だったが、ここは近江の近江牛と
「近江牛うす焼膳」(2,100円)をいただいた。↓写真
やはりまずは最初に近江牛を・・・・さすがにうまい!
上質で味わいのある特別な風味の牛肉は、松坂以来何年ぶりだろう。

081109たねや06_600

081109たねや07_600

豆腐に生湯葉・・・
店の人はあえて「醤油ではなく そのままで生ゆばの風味を味わって頂ければ・・」と。
そして「たねや」ならでわの甘味である「蒸しきんつば」

081109たねや04_600

どこかの大きな古民家でいただいているような気分でもある。(座敷もあります)
上の最初の画像は、そんな古民家にさりげなく置かれた生け花。
立て格子の向こうには、街ではなく 古き良き町であり民家であり木々なのだ。
それもみのりある木が、自然と視界に入ってくる・・・なんてね。

081109たねや08_400

東京でも大阪でも味わえる味だが、
ぜひまた近江へ出向いて、その素朴で「しまつしてきばる」心意気も感じてみたいと思った。
次回はぜひ近江八幡の日牟禮ヴィレッジへ。
この記事のURL |  旅 滋賀 近江 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
| メイン |