近江の「たねや」

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京都の次は滋賀
ある意味華やかで権威の頂点でもあった京の地とは違って
私から見れば滋賀は昔から地味といえば地味な地でもある。
そんな京の下支えとなって、地味ながらも古き良き静かなる都に
なぜか惹かれる部分もあり、心休まるものがある気がして・・・・

大津・近江八幡そして彦根と足を進める・・・
相変わらず近江平野の水田らしい水田は、のどかでゆったりとしている。
彦根は彦根城へ・・・その周りをゆっくりと周る。
あまりごてごてとしたものはない、静かな城下町だ。
古き良きものは残す、そんな町の鍵の辻に佇む民家が嬉しい。

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外堀の近くにひときわ大きな店「彦根 美濠の舎」(みほりのや)を見つける。
あの和菓子屋さんの「たねや」であった。
京のいくつかの○○庵という高貴に思えるネーミングとは違って
素朴なネーミング・・・・「たねや」
この和菓子屋の歴史は用意にネットで拝見できる。
それを見るほどに、現場の店とこの近江の歴史、それにネーミングがマッチしている。
売りっぱなしではなく、「売り手良し、買い手良し、世間良し」が現場で感じられるのだ。
もちろん私が買い手だが、貧租な私の「良し」は別として、店も買い手も生き生きとしている。
その店に特段派手さもなければ自慢げな部分もない。自然で素朴な「種」を育て味わう中に
昔なつかしい本来の味が伝わって来る。

ドラ焼きを数個買って、洋菓子も少し、そして二階に食事が出来る処が
あるようなので、どうせ簡単なメニューとスペースだろうと期待半分で二階へ・・・
だがそこは広く、しっかりと礼ともてなしで迎えてくれた和食処「美濠茶屋」であった。
「むぎとろ膳」(1,050円)も魅力だったが、ここは近江の近江牛と
「近江牛うす焼膳」(2,100円)をいただいた。↓写真
やはりまずは最初に近江牛を・・・・さすがにうまい!
上質で味わいのある特別な風味の牛肉は、松坂以来何年ぶりだろう。

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豆腐に生湯葉・・・
店の人はあえて「醤油ではなく そのままで生ゆばの風味を味わって頂ければ・・」と。
そして「たねや」ならでわの甘味である「蒸しきんつば」

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どこかの大きな古民家でいただいているような気分でもある。(座敷もあります)
上の最初の画像は、そんな古民家にさりげなく置かれた生け花。
立て格子の向こうには、街ではなく 古き良き町であり民家であり木々なのだ。
それもみのりある木が、自然と視界に入ってくる・・・なんてね。

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東京でも大阪でも味わえる味だが、
ぜひまた近江へ出向いて、その素朴で「しまつしてきばる」心意気も感じてみたいと思った。
次回はぜひ近江八幡の日牟禮ヴィレッジへ。

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しなびたオコゼ

大阪の海沿いで1954/2月生まれ
3人兄弟の3男坊
25歳で単身横浜へ
幼少期この海で多くのオコゼがいた
だがもうこの海岸線は消された
砂地の浅瀬が消えた事で
生態系も変わったようだ
はて、この凡夫は
変わったのか、そのままなのか
煩悩の塊そのままで。。。

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