【信州の秋】

091013千曲館

お仕事で信州へ。。。

お客様は以前もここで紹介した、90歳前後の戦友会の方々。
ついこの前80過ぎだった方々も、今では90を超えたかそれに近くなってしまいました。

年々人数は減るものの、すでに50数年続いている。
そんな皆さんに率直に聞いてみた。。。
「みんなさん、自分が90近くまで生きているだろうと、若い頃想像できましたか?」
「いやいや、我々は人生25歳。。。当時それが当たり前だったからなぁ。。。」

今回も札幌から九州は佐賀よりお越し頂き、戦友の眠られる靖国神社で参拝されたあと、
信州へとバスを走らせる。

慢性肺炎の方も、心臓を患ってらっしゃる方も、腰が曲がってゆっくりしか歩けない方も
全国から集まってこられるのは、毎年敬服するばかりである。

この日は戸倉・上山田温泉は千曲館さんへお世話になった。

091014善光寺01

翌日の善光寺。
今年ご本尊のご開帳には遭遇できなかったが、懐かしい思いの中でのそれぞれご参拝。

しかしこのお寺の特徴は、檀家がいないことや、宗派が特に特定されていないこと、
それよりも何よりも、日本の仏教宗派が出来る以前に百済から迎え入れられたご本尊という
そんな歴史がすごいといえばすごいのだ。

それが6世紀半ばだから。。。そしてかつて女人禁制の寺であったものが
ここ善光寺では女性をも救えるお寺として今日に続いている。
それが。。。「牛に引かれて、善光寺参り。。。」の有名な言葉に象徴されている。

かつて上田盆地の小諸に、人の言うことも聞かなければ、やりたい放題の○○ババァがいたそうな。
その女性を見かねた善光寺さんの観音様が、自分の姿を牛に変え、その○○ババァのところへ。。
ちょうど千曲川で自分の反物を流し染めていた時に、その牛が川に入り、
自分の角に反物を引っ掛け。。。ズルズルと引っ張っていった。
「何をする、私の反物を。。。」と怒った○○ババァだったが、
牛を追いかけながらもついに善光寺まで、たどり着いてしまった。

その後○○ババァは、善光寺の教えを聞くに及び、すっかり善人の老婆として生まれ変わった。。とさ
それが「牛に引かれて。。。」の伝説らしい。

091014栗おこわ01

善光寺を後にして、信州の小京都と云われる小布施へ。
地の農産物を使った栗おこわをいただき、30年前とはガラッと変ったこの田舎町を見て歩く。

091014小布施


とは言っても、昔からの土塀に瓦屋根の家並みに、私個人としてはそれほど変化はない。
ただ、町をあげて「おもてなしの心」を打ち出しながら、住民の意識改革が良い結果をもたらした
そんな特徴的な日本のひとつの田舎町だと思う。
その証拠に、葛飾北斎館付近での人の多さには、目を見張るものがあった。

091014志賀高原

そして秋の山。。。志賀高原縦断を
ふと、標高2000mの気圧、空気の薄さに皆さんは大丈夫?と案じてしまった。

何とか天候もよく、車窓からの景色に、ある方の口から。。。
「いい冥土の土産になったわい」と
その方も、数10年前に志賀高原へ来た覚えはあるのだが。。。とおっしゃっていた。

すでに紅葉のピークは過ぎていたが、白樺・ダケカンバ・ブナ。。。
そしてまだまだ色鮮やかだったのが、ナナカマド。

そんな年に一度ののんびりとした旅なのだが、最後に
「また来年もぜひお元気なお顔を。。。なんて言いません」
「今を、その瞬間を精一杯楽しんで、毎日を皆さんなりに有意義にお過ごし下さい」
そうお願いして、お別れしました。

コメント

yumi

店長さんの最後の言葉に感動しました。
仕事抜きで、心から出た言葉ですね^^素敵です。

しなびたオコゼ

いやいや^^;
ありがとうございます。
そんな風に言われると、照れますね^^

最高齢は92歳の方も、今もなお生きがいをお持ちで、しっかりとしてらっしゃいます。
そして愚痴も不平もおっしゃいません^^

年に一度、戦友をお参りして、でもそれが個々の楽しみで、
一人ひとりが自分の役目を心得てらっしゃる。

それを思えば、私の言うことなんて、ハナクソかも^^

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しなびたオコゼ

大阪の海沿いで1954/2月生まれ
3人兄弟の3男坊
25歳で単身横浜へ
幼少期この海で多くのオコゼがいた
だがもうこの海岸線は消された
砂地の浅瀬が消えた事で
生態系も変わったようだ
はて、この凡夫は
変わったのか、そのままなのか
煩悩の塊そのままで。。。

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