【発展という言葉の怪物】
2012/04/11(Wed)
120410yok01

発展という言葉って、プラス思考でいわゆる「良いこと」かと。
この画像も、よく使う横浜の首都高速だが。。。(今は高くなった900円)
元々田舎人間の私にとって、羨望の目で無意識に見ていたのかもしれない。

だが。。。
「オールウェイズ三丁目の夕日」や「カーネーション」そして「梅ちゃん先生」など
とても惹かれるはなぜ?

単に私世代の問題か。。。いやそればかりではなさそうだ。

東北から上京して住込み就職した六子は、そこが大きな自動車会社とは違って、
町の小さな自動車修理工場に落胆している。
そしてひとり2階で涙していたとき。。。修理屋の息子一平が無遠慮に、

「ねぇ いいこと教えたあげようか ねぇ いいこと教えて欲しい?」と一平。
「どうしたの? 泣いてるの?」と一平は六子に、一瞬心配げに声をかけるものの、
すぐさまその教えたいことがとても言いたくて、一平にも大きな夢があったのだろう。。。

「うちに、テレビが くる」と耳元でささやく一平
するとめそめそしていた六子の表情も、驚きと期待感溢れる表情に一変する。

カーネーションでの印象深い光景は、
店の前の路上で、女姉妹が取っ組み合いの喧嘩をする場面。
思春期の二人なのだが、でも。。。「やる時はやるんや、感情むき出しにして、身体でぶつけたる」
そんな場面を見ていて 
「あぁ こんな風に、損得考えず、体裁気にせず、身体でぶつかること、よくあったよなぁ」。。と思った。

そして今日、梅ちゃん先生をうわの空で聞き流していると、
「あの頃は夢があった。みんな貧乏の中でも活き活きとしていた」
「しかし今は。。。あまりにも物が溢れ、人々に野生もなくなっている」
ナレーションはこんな言葉ではなかったが、
私の中でこの言葉に置き換えられるようなインパクトのある言葉を、うわの空で聞いていた。
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コメント
- あの頃 -
“あの頃は貧乏だった”のかなぁ と思う。

確かに“あまりにも物が溢れ”ている今と違って
モノは少なく決して便利ではなかったけれど 決して不自由ではなく、
それが貧乏と表されることだったのかは疑問です。

あの頃にあって、今ないものは、『想像力』ではないかと思います。
2012/04/11 19:51  | URL | コボチ #-[ 編集]
- 貧乏 -
いろんな捉え方がありますね。

私の場合、裕福な友達の生活と比べてしまいます。

バターではなく マーガリン
タマゴではなく タマゴ抜きのお好み焼き
牛肉カレーではなく クジラの肉(皮も)
新調ではなく 兄のおさがり
風呂も薪で焚いて
お湯も最低3日は替えない。。。でも死ななかった。

たくましいね。

靴なんて、ぼろぼろの穴だらけになるまで履けたし。
そんな意味ではいろんな体験している中で、火の温かみも、
土の匂いも、そして
新しい靴を自分で買った時の喜びも、ひとしおだった。

でもパックリ口の開いた靴でも、捨てられなくて、愛着たっぷり。

だから。。。真面目にいっぱい働こう。。。とね

想像もしたよ。 あの山の向こうには、この海の向こうには、
なにがあるんやろ? 絶対見ちゃるで。。。と
2012/04/12 14:49  | URL | okoze #cm2zDcPg[ 編集]
- - 貧乏 - -
確かに いろんな捉え方があります。

振り返って、考えて、思いだすに
貧乏・・貧しく乏しい と思ったことはありませんが

それがモノであったにせよ何であったにせよ
自分以外の他の誰かと比べて
それを持っていないということを
寂しい と思ったことはあります。

しかし それは
誰も持っていないモノだったのかも知れませんが。
2012/04/13 21:23  | URL | コボチ #-[ 編集]
- 人間ですもんね -
少なくとも複数や集団で生きる生物。
そんな中は悲喜こもごもで、さらには、ねたみ・ひがみや・やっかみ。。。(関係ないか)

昭和30年代 みんな貧乏を受容していたのでしょうね。
だからアメリカに憧れて、冷蔵庫もテレビも自動車も、あっという間に。。。

みんな、、、同じだった。。。ですね
2012/04/16 21:26  | URL | okoze #cm2zDcPg[ 編集]
- - 人間ですもんね - -
<みんな、、、同じだった。。。> 

そうですね。そうだったのかも知れませんね。

みんなが<受容>していたのは良いことも良くないことも
日常のなかの非日常に憧れてそれを共有していたのかと思います。

ただ時間が、時代が経つにつれ、憧れが現実のものとなり
現実となったあと、それが大衆化されてしまったことは残念に思います。
2012/04/20 19:08  | URL | コボチ #-[ 編集]
- 夢はあったか? -
といえば そうでもないかも。
それは私のひがみ根性かもしれませんが、ただ富に対しては反発していました。

原発神話は、そんな富がもたらした「想定外」という言葉で隠蔽され、
知らないうちに富でない人々にも信用されてきた。
そしてすっかり、貨幣信仰に埋没した日本人。

今は一部が富んで、大勢が憧れで終わる。。。そんな国になってしまったんでしょうかね。

いや、憧れさえもなくなっているのかもしれません。
かつてはあった憧れ。。。そしてそれを手に入れてきたのにね。
2012/04/23 20:08  | URL | okoze #cm2zDcPg[ 編集]
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